グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)/
グローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)
日本公認会計士協会
サステナビリティ基準委員会/
公益財団法人財務会計基準機構
グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)/グローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)、日本公認会計士協会(JICPA)及びサステナビリティ基準委員会(SSBJ)/公益財団法人財務会計基準機構(FASF)は、サステナビリティ報告の実務担当者を対象に、セミナー「企業報告の進化とGRIの役割」を下記のとおり開催いたします。
グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)が公表するGRIスタンダードは、世界的に用いられているサステナビリティ報告基準の1つであり、とりわけ、我が国においては、サステナビリティ・レポートや、統合報告書といった任意開示において、多くの企業により用いられています。
本セミナーは、GRIスタンダードの設定主体であるグローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)のアダムス議長ほかより、これまでのGRI/GSSBの活動状況及び今後の展望についてご説明し、我が国の資本市場関係者との対話を深めることを目的としています。
なお、本セミナーは国際会計・サステナビリティ開示人材ネットワーク第11回シンポジウムとしても開催するものです。
更新情報につきましては、適宜、本ウェブサイトを更新のうえ、SNS等よりご案内させていただきます。
1. 開催日時、会場及び定員 ※本セミナーは終了しました。
開催日時 | 2024年11月13日(水)14時00分から17時00分(受付開始時刻は13時30分) |
会場 | ベルサール東京日本橋 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワーB2F ベルサール東京日本橋 (アクセス) https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_nihonbashi/access/ |
定員 | 400名(先着順 ) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。 |
2. 開催方法
当日は対面形式のみ
※英語から日本語、日本語から英語の同時通訳あり
3. 申込受付
申込を締め切りました
4. プログラム(予定)
【講演資料】サステナビリティ報告、GRI及びGRIスタンダード
【Presentation material】Sustainability reporting, GRI and the GRI Standards.
登壇者の詳細につきましては、下記をご覧ください。
5. 参加費
無料
6. その他
本セミナーは、日本公認会計士協会が付与するCPD単位の対象となります。
単位数:2.5単位、研修コード2301(サステナビリティ情報の開示)
主催者が出席者の報告をするため、日本公認会計士協会の会員である出席者の方は、当該研修にかかる申告は不要です。
なお、出席者の報告には会員番号が必要となります。会員の方は、会員証をご持参くだくようお願いいたします。
申込フォームにおいて第3部「GRI代表者へのインタビュー」においてGRI代表者に対して質問したい内容も受け付けております。なお、時間の都合上、いただいたご質問についてご回答いただけない場合がありますことを予めご了承ください。
登壇者 |
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キャロル・アダムス(グローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)議長) |
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キャロル・アダムスは、勅許会計士であり、ダラム大学ビジネス・スクールの教授である。 キャロルの研究は、ビジネス、社会及び環境の間の関係における会計及び報告の役割に関するものである。サステナビリティ報告の開発を主導し、主要企業に対してサステナビリティ及び統合報告に関する助言を行ってきた。最近の政策活動としては、SDGインパクト基準に関する国連開発計画(UNDP)への助言や公共部門のサステナビリティ報告に関するCIPFAへの助言が含まれている。 キャロルはスコットランド勅許会計士協会のサステナビリティ・パネルの議長を務め、A4S技術専門家グループのメンバーでもある。キャロルは、そのキャリアを通じて、応用研究、指導、基準設定及び取締役の役割、アドバイザリー業務、並びに次世代のビジネス・リーダーの教育などを通じて、サステナビリティの考慮事項を組織に統合することに関する実務と政策の推進に努めてきた。 |
バスティアン・バック(グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)チーフ・スタンダード・オフィサー) |
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バスティアン・バックは、GRIのサステナビリティ報告基準の継続中の開発、導入、向上、及び他の基準設定主体との協働を担当している。 2006年よりGRIにおいて勤務し、サステナビリティ報告書の基準設定に関連するさまざまな役割を実践してきた。 2013年のG4ガイドラインの立ち上げ、及びその3年後のGRIスタンダードの導入を監督した。2013年よりチーフ・スタンダード・オフィサーとしてGRIスタンダード部門を率いる。 バスティアンは、50か国以上の利害関係者との対話において、サステナビリティ報告に関するGRIの視点を代表し、国際的なマルチ・ステークホルダーの合意形成プロセスを指揮した経験が豊富である。 エラスムス大学ロッテルダム校にて持続可能な開発に焦点を当てた経営学の修士号を、マーストリヒト大学にて経済学の学士号を取得。 |
待場 智雄(GSSBメンバー) |
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待場 智雄は、朝日新聞記者を経て、国際的に企業・政府のサステナビリティ戦略対応支援に携わる。GRI国際事務局でガイドライン改訂等に携わり、OECD科学技術産業局でエコイノベーション政策研究をリード。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)で世界各地の再エネ技術データのナリッジマネジメント担当、UAE連邦政府でグリーン経済、気候変動対応の戦略・政策づくりを行う。国連気候技術センター・ネットワーク(CTCN)副所長として途上国への技術移転支援を担い、2021年に帰国。外資系コンサルのERMにて脱炭素・ESG担当パートナーを務め、2023年8月よりゼロボード総研所長に就任。2024年1月よりグローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)理事を務める。 上智大学文学部新聞学科卒、英サセックス大学国際開発学研究所修士取得。 |
茂木 哲也(日本公認会計士協会 会長) |
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茂木 哲也は、2013年より日本公認会計士協会協力理事(監査保証・業種別担当)、2019 年より常務理事(総務・地域会・地域活性化・渉外担当)及び東京会副会長(特命担当)に就任している。 2022年より日本公認会計士協会会長に就任している。 |
川西 安喜(サステナビリティ基準委員会 委員長) |
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川西 安喜は、2019年から2022年まで、企業会計基準委員会(ASBJ)副委員長を務めた後、2022年より、同委員会委員長を務めている。また、2019年から2022年まで、会計基準設定主体国際フォーラム(IFASS)の議長を務めた。監査法人(現在の有限責任あずさ監査法人)においてキャリアをスタートさせ、米国財務会計基準審議会(FASB)、国際会計基準審議会(IASB)及びASBJのスタッフを務めた。 2022年7月より、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)の初代委員長を務めている 。 |
GRI及びGSSBについて(https://www.globalreporting.org/)
グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)は、ビジネスやその他の組織が、そのインパクトを伝えるための世界的な共通言語を提供することで、それらのインパクトに責任を持つことを支援する独立した国際組織です 。
グローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)は、GRIの後援のもと、独立した運営組織として設立され、GSSBメンバーは、サステナビリティ報告に関するさまざまな専門性及びマルチ・ステークホルダーの視点を代表しています 。GSSBは、サステナビリティ報告に関する世界的に受け入れられた基準であるGRIスタンダードを設定する責任を有しています。
日本公認会計士協会(JICPA)について
日本公認会計士協会は、1949年に任意団体として発足し、1966年に公認会計士法に基づく法人となりました。当協会は、会計専門家の自主規制機関として、常に透明性と独立性を保つことに努めてきました。公益へ貢献し、会計専門家を強化するために、当協会は、会員が提供するサービスの質を維持し、職業倫理、価値観、基準を維持することにも尽力してきました。日本で公認会計士として活動する全ての専門家は、日本公認会計士協会への登録が義務付けられており、2023年12月31日現在、35,000人を超える公認会計士が登録しています。詳細は、当協会のウェブサイトをご覧ください。
https://jicpa.or.jp/
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)について
SSBJ は、2022年7月に財務会計基準機構(FASF)のもとに設立されたプライベート・セクターの機関です。サステナビリティ開示基準の法的枠組みは金融庁が決定することとなっており、SSBJはその枠組みが設定された後に、その枠組みに沿って国内基準を開発することとなります。SSBJは、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の法域別ワーキング・グループ(JWG)のメンバーであり、サステナビリティ基準アドバイザリー・フォーラム(SSAF)の初期メンバーの1つに選任されています。SSBJに関する詳細な情報は、ウェブサイト(https://www.ssb-j.jp/jp/)をご参照ください。
【問合せ先】
サステナビリティ基準委員会事務局 セミナー担当
Email : ssbjseminar-info@ssb-j.jp