日時 | 2023年7月3日(月) 15時00分~16時25分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
テーマ提言について
企業会計基準委員会の活動状況
(新規テーマの提言)
・「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」の改正
学識経験者(企業会計基準諮問会議委員)より新規テーマとして提案された「実務対応報告第19号『繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い』の改正」について、企業会計基準諮問会議事務局(以下「事務局」という。)より提案の理由、その具体的な内容及び企業会計基準委員会の実務対応専門委員会に新規テーマの評価を依頼するという事務局の分析について、説明がなされた。
企業会計基準諮問会議委員より、議事要旨(1)に記載の意見が出された。
・上場企業等が保有するVCファンドの出資持分に係る会計上の取扱い
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会より新規テーマとして提案された「上場企業等が保有するVCファンドの出資持分に係る会計上の取扱いについて」に関して、提案者である一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会より提案の理由及びその具体的な内容について説明がなされた。続いて事務局より、企業会計基準委員会の金融商品専門委員会に新規テーマの評価を依頼するという事務局の分析について、説明がなされた。
(前回会議までに提案されたテーマ)
・1人私募投信の会計処理の明確化
第47回企業会計基準諮問会議(2023年3月1日開催)で提案された「1人私募投信の会計処理の明確化」に関し、企業会計基準委員会の紙谷副委員長から、企業会計基準委員会の金融商品専門委員会のテーマ評価の内容について説明が行われ、当該テーマ評価を踏まえた事務局の分析について説明がなされた。
企業会計基準諮問会議委員より、議事要旨(1)に記載の意見が出された。
・株式報酬に関する会計処理及び開示の取扱いの整備
第43回基準諮問会議(2021年11月29日開催)で提案されたテーマ「株式報酬に関する会計処理及び開示の取扱いの整備について」に関し、事務局から「(1)いわゆる現物出資構成による取引に関する会計基準の開発」に係る現状のテーマ評価の検討状況について説明がなされた。
資料(1)-2 1人私募投信の会計処理の明確化に関するテーマ評価
資料(1)-4 新規テーマの提案2(VCファンドの会計処理)
企業会計基準委員会の紙谷副委員長及び中條委員より、日本基準の開発状況について説明がなされ、質疑応答が行われた。続いて、企業会計基準委員会の山口委員より、国際対応の状況について説明がなされ、質疑応答が行われた。
企業会計基準諮問会議委員より、議事要旨(2)に記載の意見が出された。
資料(2)-1 企業会計基準委員会の活動状況 日本基準の開発
資料(2)-2 企業会計基準委員会の活動状況 国際対応の状況
以上