FASF 公益財団法人 財務会計基準機構

第26回 基準諮問会議議事概要

日時 2016年3月4日(金) 16時00分~17時30分
場所 公益財団法人財務会計基準機構 会議室

議題

  1. テーマ提言について
  2. 企業会計基準委員会の最近の活動状況について

議事概要

(1) テーマ提言について

前回までの基準諮問会議における提案について対応の状況が説明され、また、今回の基準諮問会議に寄せられた新規テーマの3つの提案について、新規テーマの内容と事務局の対応案の説明が行われた。

続いて、今回提案された「リース取引に関する会計基準(企業会計基準第13号)等の見直し検討」、「「経営者が会計方針を適用する過程で行った判断」及び「見積りの不確実性の発生要因」に関する注記情報の充実」及び「子会社、関連会社株式の減損とのれんの減損の関係」について、各提案者からの説明がなされた

その後、基準諮問会議の委員より意見が出された。

(2) 企業会計基準委員会の最近の活動状況について

企業会計基準委員会(ASBJ)の小野委員長及び小賀坂副委員長より、ASBJの最近の活動状況についての報告が行われた。当該報告において、以下の内容の説明がなされた。

(1)前回の基準諮問会議からの提案を踏まえ、会計基準の開発に関する予見可能性を高めるため、ASBJで開発中の日本基準及び修正国際基準の検討状況及び今後の計画をまとめた「現在開発中の会計基準に関する今後の計画」を公表することを予定している旨。また、今後、ASBJの中期運営方針を公表することを予定しており、当該運営方針に今後の日本基準の開発に関する基本方針も記載する予定である旨。

(2)マイナス金利及び平成28年度税制改正に対応した減価償却に関して、今後、緊急的に対応を検討する可能性がある旨。

その後、基準諮問会議の委員より意見が出された。

以上