ASBJ/SSBJオープン・セミナー2024「我が国における会計基準及びサステナビリティ開示基準の最新動向」の開催について

公益財団法人財務会計基準機構

公益財団法人財務会計基準機構（FASF）は、会計及びサステナビリティ報告の実務担当者を対象に、2024年3月期及びそれ以降に適用が見込まれる会計及びサステナビリティ開示に係る日本基準に関する最新情報について、基準設定主体、規制当局、取引所及び保証提供者の多角的な観点からご説明することを目的として、ASBJ/SSBJオープン・セミナー2024を下記のとおり開催いたします。

会計基準に関しては、2023年11月に金融商品取引法が改正され、四半期報告制度が廃止されたことに対応して、企業会計基準委員会（ASBJ）は企業会計基準公開草案第80号「中間財務諸表に関する会計基準（案）」及び企業会計基準適用指針公開草案第82号「中間財務諸表に関する会計基準の適用指針（案）」を公表しました。本セミナーにおいては、本公開草案の概要及び寄せられた意見への対応についてASBJからご説明します。また、制度見直しの趣旨や変更点、決算短信に関する実務、監査及びレビューなどに関する主な内容について、金融庁、東京証券取引所、日本公認会計士協会からのご登壇者よりご説明いただく予定です。
このほか、2024年3月期からの適用が見込まれているスピンオフ会計等に関する改正の概要をご説明するとともに、リース会計やグローバル・ミニマム課税の会計上の取扱いに関する公開草案に係る審議状況など最新の国内基準の開発状況についてご説明します。

サステナビリティ開示基準に関しては、2023年6月に国際サステナビリティ基準審議会がIFRS S1号「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的な要求事項」及びIFRS S2号「気候関連開示」を公表したことを受け、サステナビリティ基準委員会（SSBJ）においてこれらの基準に相当する日本基準の開発に着手しており、2024年3月に公開草案を公表することを予定しています。本セミナーにおいては、予定されている公開草案の概要についてSSBJからご説明するとともに、サステナビリティ開示制度や保証基準を巡る動向について、金融庁並びに日本公認会計士協会よりご登壇者をお招きし、ご説明いただくことを予定しております。

2024年3月期決算を前にして、我が国における今後の会計基準及びサステナビリティ開示基準に関する情報を包括的に把握する貴重な機会となりますので、是非参加をご検討ください。

本セミナーへの参加をご希望される方は、以下「開催日時」の申込受付欄からお申込みください。

開催日時：

セッション	日時	申込受付
SSBJセッション	2024年3月7日（木）13：00 － 17：15（予定）	申込を締め切りました
ASBJセッション	2024年3月8日（金）10：00 － 15：40（予定）	申込を締め切りました

プログラム：

【3月7日（木）SSBJセッション】

時間	プログラム　※本セミナーは終了しました。		アーカイブ配信（Youtube）
12：00－13：00	受付開始/開場
13：00－13：05	開会
13：05－13：10	開会の挨拶	佐藤雅之（FASF理事長）
13：10－13：15	SSBJセッションの目的	川西安喜（SSBJ委員長）
13：15－13：45	制度・規制アップデート・サステナビリティ開示に係る足元の動向及び今後の見通し	野崎彰様（金融庁企画市場局企業開示課長）
13：45－16：40	サステナビリティ開示基準アップデート・公開草案の公表にあたって（20分）・ご意見をいただきたい主な項目（2分） 1.「ガイダンスの情報源」における「SASBスタンダード」及び「産業別ガイダンス」の取扱い（18分） 2.国家の安全保障を脅かす可能性のある情報（※） 3.スコープ１、スコープ２及びスコープ３の温室効果ガス排出量の合計値（9分） 4.温対法等に基づく温室効果ガス排出量の報告（19分） 5.スコープ2温室効果ガス排出におけるロケーション基準とマーケット基準（17分） 6.スコープ3温室効果ガス排出の絶対総量の開示における重要性の判断の適用（20分） 7.産業横断的指標等（気候関連のリスク及び機会）（19分） 8.産業横断的指標等（資本投下）（5分） 9.産業横断的指標等（内部炭素価格）（18分） ※「国家の安全保障を脅かす可能性のある情報」は、第33回SSBJ議事概要のとおり、公開草案に含めないこととなったため、アーカイブ配信を行っておりません。	川西安喜（SSBJ委員長）中條恵美（SSBJ常勤委員）桐原和香（SSBJディレクター）小西健太郎（SSBJディレクター）	1. 2.※ 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9.


16：40－17：10	サステナビリティ保証基準アップデート・日本公認会計士協会からの報告	太田稔様（日本公認会計士協会理事）
17：10－17：15	閉会

【3月8日（金）ASBJセッション】

時間	プログラム　※本セミナーは終了しました。		アーカイブ配信（Youtube）
9：00－10：00	受付開始/開場
10：00－10：05	開会
10：05－10：10	ASBJセッションの目的	川西安喜（ASBJ委員長）
10：10－11：20 [10：10－10：40] [10：40－11：20]	制度・規制アップデート・金融庁からの報告・東京証券取引所からの報告	野崎彰様（金融庁企画市場局企業開示課長）内藤啓介様（東京証券取引所上場部開示業務室課長）
11：20－11：50	会計基準アップデート（1） 1.｢中間財務諸表に関する会計基準（案）」等の概要（33分）	中條恵美（ASBJ常勤委員）	1. 2. 3. 4. 5. 6.
11：50－13：00	休憩
13：00－14：30	会計基準アップデート（2）・国内会計基準の開発（88分） 2.リース（44分） 3.グローバル・ミニマム課税（12分） 4.電子決済手段（9分） 5.金融資産の減損（10分） 6.パーシャル・スピンオフ（13分）	紙谷孝雄（ASBJ副委員長）山口奈美（ASBJ常勤委員）村瀨進吾（ASBJアシスタント・ディレクター）
14：30－14：50	休憩
14：50－15：30	監査・保証アップデート・日本公認会計士協会からの報告	小林尚明様（日本公認会計士協会常務理事）
15：30－15：35	閉会の挨拶	川西安喜（ASBJ委員長）
15：35－15：40	閉会

会場：　　ベルサール秋葉原　東京都千代田区外神田3-12-8　住友不動産秋葉原ビル
　　　　（https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_akihabara/access/）

定員：　　各350名（先着順）

参加費：　無料

CPD単位：
公認会計士の方は、日本公認会計士協会のCPD単位を取得することができます。
単位数：3月7日（木）SSBJセッション　3.5単位、研修コード2301（サステナビリティ情報の開示）
　　　　3月8日（金）ASBJセッション　午前　1.5単位、研修コード2101（会計に関する規則と開示）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　午後　2単位、　研修コード2101（会計に関する規則と開示）　　　
　　　　　

【お問い合わせ先】

企業会計基準委員会事務局
℡ 03-5510-2719
Email seminar-info@asb-j.jp